学生さん必見!ごみ拾いボランティアで成績が上がる?
高校受験シーズンが始まります。学生の皆さんは志望校合格に向けて、勉強を頑張っていることでしょう。高校の一般入試では5教科の「学力検査」が行われます。1点でも多く取るために暗記したり、過去問を解いたりします。しかし試験の点数さえ高ければ良いのかというと、そうでもないようです。
というのは入試では、「学力検査の点数」と「内申書」の二つを総合的に判断されるのです。
受験する学校にもよりますが、だいたい定員の7割が「学力検査の点数」と「内申書」を同等の評価対象とされ、合否が決まるようです。一方、推薦入試では、一般入試よりも「内申書」が重要視される可能性が高いと言えます。
内申点を上げるには、普段からの授業態度や定期テストで結果を残すことが大切ですが、他の学生よりもアピールできるポイントがあると有利かもしれません。例えば、生徒会活動や部活動で活躍した成績が内申書に記載されたりします。でも自分には生徒会でも部活動でも特に目立った功績はないな…としてもあきらめてはいけません。なぜなら「ボランティア活動」も内申書における特別活動等のひとつとして評価されるからです。
「ボランティア活動」といっても、初めは何をしたらよいのか分からないものでしょう。そもそもボランティア活動とは何かというと、「無償で自発的に社会に貢献すること」です。身近なところでは、町内美化活動の一環として町内のごみ拾いをするというものがあります。
道端に落ちているお菓子の包装や空き缶があったら気にはなりますが、なかなか自分で拾って自宅に持ち帰ってから捨てるというのは難しいことです。しかし、町内活動の中で他の皆さんと一緒に作業すると、学校生活とは違った充実感を得られたり、視野が広がったりと多くのメリットがあるでしょう。
ごみ拾いボランティアを継続して行うことは、内申書における立派な「特別活動」となります。ただ、ボランティアとは本来見返りを期待して行うものではありません。そこだけはしっかり理解しておくべきです。まずは自分の家の前のごみ拾いから始めてみましょう。